孤独を受け入れ、一人に慣れていく

気がついたら私の周りには人がほとんどいなくなっていた。

今年3月までの私の基本的な人間関係の、相当がなくなってしまった。

  • 大学院は年限までいて単位取得退学した。ゼミにも顔を出しにくく、アカポスを得られた方々(私の周りは優秀な方々ばかりのようで、アカポスを多く得ている)にも合わせる顔がない。
  • 会社で積極的に交流していくのは、とうの昔に諦めた。実装を担当するエンジニアは、他の過程での問題を押し付けられることが多い。また、技術的・予算的に現在不可能なことでも、エンジニア個人のせいにされることがよくある。そんな状況でどう人と関わればいいのか。
  • 高円寺の飲み屋に多く行っていたが、1軒を除いて足が遠のいていた。関わっていこうと思ったらCOVID-19が来た。最後に残った店は、店長が体を壊し、荒れ果てていた。残った常連は少なかった。そんな状況で皆よく頑張っていたし、終りが来ることも知っていた。7月末に終わりが来た。
  • インターネットで初期のギークハウスを中心とした「界隈」があったが、10年以上経ちこれは時間の流れの必然か皆疎遠になっていった。もちろんそうでない人もいる。しかし、自分から積極的に広げていこうという方向には行く元気はない。知らない人が怖いのだ。

まあそんなこんなで、数年前と比べたらごく少ない人々と交流を持ちながらやっている。その中で、今後一人でいることを主軸にやっていくか、新たに人と積極的に関わっていくかという選択肢で悩んでいる。実際はそんなに極端なものではないし、人から話が来たら応じるだろう。しかし、正直私は人間関係に向いていないというのも感じる。

ここに書いてあることを人に相談すれば何らかの交流はできるだろう。しかし、それが良いかどうかというとそれすらも不安である。私はいなくなったほうがいいのではないか。それは私だけで結論が出せることでないにせよ、ずっと頭にある事項ではある。

とりあえずの方針として、人と関わらない方向を考えている。おそらく一人に慣れないと今後生きるのが厳しくなるだろう。Twitterなどでの独白はするだろう。しかしSNS的な交流は行わない。現実世界に関して言えば、私が行ける場所はもうない。

正直ここ10年、人と交流するのが苦手なのに無理にやってきて、それが負担になっていた部分はある。それも本音かどうかわからない。いいことや楽しいことも多くあったと思う。だが、今は一人になることが必要に思える。

何よりも、疲れた。