2015-01-01から1年間の記事一覧

中学受験について

b-zone-salariedman.hatenablog.com なかなか出てこない話題なので興味深かった.俺は10歳で母親と夜逃げしてきた時,中野の四谷大塚(中野校は本校)の入塾テストを受け,一番上のクラスに行った.それ以来,母親は自分がてんかんの発症により大学進学を諦め…

ギークハウスから消えていった人々について

ギークハウス Advent Calendar 2015 15日目 俺は下手だと思う.人に馴染むことも自分に馴染むこともできなかった.誰かと協調して何かをして楽しむことはあっても,誰かといることそのものには厳しさを感じる.様々なコミュニティを転々としていたが,居着く…

この世界への関心を諦めない人に博士課程はオススメ

この記事は博士課程 Advent Calendar 2015 の1日目のエントリです.参加したい人はどうぞ. Abstract 面白い研究はやめられないから,社会人だろうがなんだろうが博士課程行くしかないっしょ.その間の苦労や,その後のことはしらんがね… 自己紹介 今年の4月…

圧倒的な人間についていくことについて

私がどうやっても到達できない次元に,1年で到達できる人間はいる.その上でどう生きるか. 何年も気にかけていたことがある.前の記事で書いた事例なのだが,2006年に失恋した際に,もはや自分には認知すらできない次元で恋愛という戦いが行われていたと感…

理系単科大学生の恋愛遍歴について

togetter.com 懐かしいですね.私は電通大でしたが,いろいろ頑張った結果全然だめでした.後学のために過去を振り返ってまとめます.辛いので短めに.一瞬で終わったのは除きます. (1)同じ学科の女性 同じ学科同士の仲良しオタクグループみたいなところに…

minghai 氏の訳に対する態度について

ついでなので. minghai 氏の訳についての takeda25 氏の主張 minghai氏版はですます調で一見親しみやすく、中身が腐っていることがすぐにはわかりません。 については完全に同意している. 基本的に, takeda25 氏の主張がいかにまずいかについては,ブログ…

takeda25 氏の論調が気に食わない理由について

個人的な意見をまとめた.まず, SICPを訳し直したことについては素晴らしいことである. 駄目な訳を批判し,さらには攻撃することには問題はない. 駄目な訳を「公式な場」で「完成品」として出すべきではない. しかし, ブログや github において,完全に…

全く駄目な成果物と人格否定について

エンジニアをやりながら大学院博士課程に入学し,半年が過ぎた.現在初めての学会発表に備えている(実際には2011年にAcceptされた発表があったのだが,当日非常に嫌な予感がしてベッドから出られなかった.発表しなかったことを悔いていたら尋常ならざる地震…

パーソナルな連絡をする能力がなく人生が詰んだことについて

30になって人生が詰んできた。いろいろ理由をつけることはできるのだが、解決できる問題まで先延ばしにしてしまうほど追い詰められている何かがあるとしたら、それに正面から向き合うしかないだろう。 私は、人と個人対個人の連絡をすることができない。手紙…

はてなブログでのいろいろな人々の存在について

お互いに見える距離で言い合ってるのなら、お互いを見えないようにするとか時代の流れだとか言う前に色々やることがあるでしょう。 ということで、今日ははてなブログに新たな「Facebookノリの陣営」がいるという「古参」の感覚について話をします。 事の発…

貧乏人が大学に行く意義について

政府文書の要約とかをやっていると,自分でものを書くのが快適で困る. anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp ここらで話題になっている,貧乏人が大学に行くべきかどうか,もしくは行くとしたらどうやっていったらいいかという点について,まあ単に私の事例…

子孫を残せず絶滅していく現代のネアンデルタール人「劣人」

最近30になったこともあり,周囲で結婚の話ばかりが行われていて,そういったものとは全く縁のない私は非常につらい気持ちになる.私は本当に彼らと同じなのだろうか.このまま事が進めば,私という人間や,他の似たような仲間は,皆子孫を残せないで死に,…

皆でだらだらと適当に過ごせる場所について(試案)

pha が郊外の住居(ギークハウス)に全然人が来ないし,他に都心に集まれる場所が欲しいという話をしており,俺も割と共感してそれなりに集まったりして議論を進めている.明日次回をやるっぽいが,それに際して適当に考えていたことをまとめる. 外のだるさ …

もし私がエレベーターだったら

電車で隣に座ったリクルートスーツの学生の持っていた書類が少し見えてしまった。そこには「もし私がエレベーターだったら」と書かれており、A4の紙が1ページぎっしりと埋まっていた。これは何かの会社の新卒選考の課題だろう。これをみて新卒の厳しさを改め…

kenokabe さんについて

形式論理学と超越論的論理学 作者: エトムント・フッサール,立松弘孝 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2015/01/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 以上.

過去との向き合い方について

最近は、割りと人生がうまくいっている。主観的な完璧主義と不安感を除けば、どれを見ても「順調、もしくは少し問題あり」の範囲で、ちゃんと議論したり考えて、物事のやり方のレベルから練っていけば大きな不都合というのはない。むしろ、大学院に行きなが…

パーティ的空間の多様性について

最近クラブとかシェアハウス(主にギークハウス)のパーティなどに行かなくなった。というか面白くなくなってしまい、寄らなくなってしまった。そういう場所、特に新しい場所では、好きにインターネットをしていたり、論文を読んでいたりしても特に問題なく…

人生の休日の過ごし方について

案件が一区切りついたのと、博士課程入試に受かったため、2週間ほどだらだらしている。研究はメリハリをつける点でも4月まで休むので、本当の休みになっている。 これから先2週間休めるのは人生最後なのかもしれないので、その意味で重要なのかもしれないの…

変わらなさについて

一昨年から昨年にかけて実家の様々なことがあって,一緒に住んでいた祖母や一時期常に遊んでいた友人,高円寺で何度も組んだ人生の先輩,私の研究を支援してくれた教授が亡くなったのを見てきた中で,明日どうなるかわからないという状況に長く置かれて感じ…

Digital archives riding on "Internet"

概要 国会図書館のアイデアソンに行ってきました 昔の文献とかを簡単にソーシャルメディアでシェアできるものを発表しました それって重要で,普通の人が「インターネット」と言った場合,昔はリンクでHTMLがつながっていた範囲を指していたけど,今だとソー…

情報・メディア・コミュニケーション研究について

最近学んでいる図書館情報学分野で使われる「情報メディア」概念は,比較的簡単なものに見えるのにもかかわらずどうも飲み込み難かった.メディアの物理的社会的制度的特性に目を向け,そのあり方を明らかにしていく,もしくはそれ自体を概念装置として図書…

大学の演習科目で高度な技術を使うことについて

大学でフロントエンドエンジニアは評価されない | Kimamass News 大学でフロントエンドエンジニアは評価されない | Kimamass News んー、まあ、こういうことあるよね…俺も昔受講者全員からポカーンとされた思い出がある。先生はちゃんと拾ってくれたので「秀…

人生表について

これほどまでに人々を陰鬱な気持ちに陥らせる画像が、今まであっただろうか pic.twitter.com/Av9LNVkdRi — さい (@saiculture) 2015, 1月 10 これですが,どうやら以下の方が作った表のようです. 人生表をつくるということ - 父娘の記念受験 この著者の方は…