壊れたMacBook Proを限界までがんばらせる

私のMacBook Pro(Mid 2009, 13inch, 2.26GHz)は壊れている。その経緯について述べておこう。
2010年11月、突然Macが起動しなくなった。前からメモリスロットが1つ認識しなかったが、それはおいておく。
HDDのエラーが出ていたので、それが問題かと思ったが、Ubuntuで見てみたらHDDのデータは問題なかった。
SATAに何らかの問題があると思われる。DVDドライブはちゃんと起動するため、コントローラは死んでいないっぽい。
この段階で推定される問題点は

  • ケーブル破損
  • ロジックボードのどこかでHDDに配線が行っていない

というものだろう。
その後しばらく、USBでブートしていたが、iPhoneアプリの開発が必要になったため、
HDDを新調してSnow Leopardを入れようとした。
USBではうまくパーティションを切れなかったため、ダメモトでSATAに刺してみた。だめだった。
そこでふと考えた。DVDドライブ部分にHDDを刺したらいいんじゃないか。
試しにDVDドライブを外してみたが、ケーブルの形状が異なるため、あきらめた。
そこでさらにふと考えた。「DVDドライブだけ認識する」のではなく、「片方しか認識しない」んじゃないか。
DVDを抜いた状態でHDDを刺してみた。問題なく起動した。

ここで推定される原因は、SATAコントローラの不具合、負荷でチップがいかれたということ。
高速転送に耐えられなくなっていたのだ。
元々この機種のSATAは1.5Gbpsだったが、途中でユーザーの「ダウングレード」との批判を受けて3Gbpsになった。
この辺が気になる。もともと設計上高速転送が怪しかったんじゃないか。

ということで、ドライブがなくなったMacBook Proは元気に動いています。
(開発機として使うにはちょっと怪しいなぁ)