諦めた人間よりも前に進む人間のがいいに決まっている

loser-s.hatenablog.com

 今、「頂き女子りりちゃん」が懲役9年の判決時に着ていたTシャツの店で買った猫😺のTシャツを着ながらこれを書いている。店主とは昔馴染みで、私が顧客第一号らしい。「りりちゃん、同じ店でTシャツを買ってるから親近感を覚える」と友人に言ったら「りりちゃんはそういうところで付け込んできますよ」と言われた。このTもだいぶ前から着ているのでそろそろ新作を買わなければ。あとかわいい小物類も欲しい。

 人生で結局女性と付き合うことはできなかったが、特定の女性を好きでなかった時期の方が少なく、遠い過去には告白をされたこともある。しかし私にこの記事を書いた男と並ぶ資格はない。なぜなら、私は「35になったら女性を好きになるのをやめる」という決心をし、それを実践しているからだ。

 別にそれ以上でもそれ以下でもないのでさらっと略史を述べる。思い出したくないので略史にならざるを得ない。おそらく最初に系統的に女性を認識して好きになったのは夜逃げ後、12歳の時だろう。しかし当時の私は狂っていたため、卒業式の打ち上げで「あんた精神病なんじゃないの」と言われ終わった😇。その後正式に診断を受けたのは10年後になる。中学は可愛い女性が多かったため、色々好きになった覚えはある。まあ、高校までの恋愛で「好きになる」といったことに特に意味はないだろう。ちなみに高校は工業高校で、何もなかった。

 大学は当初理系だったので、オタサー的なものが自然に形成される。当然ながらその中の少ない女性を好きになり、酔った勢いでメールで告白したら「ごめん、そういう対象としてみることができない」と返ってきた😇。その通りだろう。その後母が亡くなって鬱をやり😇、高円寺の飲み屋に入り浸るようになった🍺。必修の実験の単位を取れる見込みがなくなったので、理系の学科を辞め、社会学も学べる文理融合の学科に編入した。そこでいったん大学での人間関係は途切れ、ぼっちで卒業した。飲み屋での15年で好きになった女性は片手で数えられず、両手で数えられる程度だろう。ぶっちゃけ無差別級の世界で魅力のない私に何ができる?PCを開くことを許してくれたバーでウイスキーを飲り、はてなブックマークとアニメとニコニコ動画を観る。仲間と適当なネタでゲラゲラ笑う。その方が楽だった。そこで異性関係は中心的な課題ではない。

 そんなおり、突然告白をされた。当時中野ブロードウェイのTシャツの店でバイトをしていたのだが、そこのバイトの女性から突然告白をされたのだ。私の外見がよかったらしい。しかし、大学を編入学したばかりで鬱病もよくなっていなかったので、待ってくれと伝えた。次の日、「(別のバイト)から告白された」と告げられたので、「その人の方が幸せにできるだろうと思う」と断った。その後その男性と付き合ったようだ。

 その少し前だったか、社会学に関心のある女性ととある界隈で知り合い、好きになった。今も交流のある同じ界隈出身の飲み友達から「おまえ〜さんのこと好きだろ」と言われ認めざるを得なかった。ぶっちゃけ反応は悪くなかった。しかしどうしようもない事件が起こる。当時出たばかりの海外携帯電話でメッセージを打ったら、日本語に対応しておらず空文を送ってしまったのだ。「あれっ?」再送をしたところ、結果的に空文を何度も送りつける異常者になってしまい、その後連絡が取れなくなってしまった。重要な相手と通信をするときは疎通をちゃんと確認した方がいい。

 大学を出て修士課程に入ったあたりで「ギークハウス」界隈と関わるようになった。まあ出会いはある。しかし、私は凡庸な異常者であり続けたし、本物の異常者の持つ魅力を備えていなかった。本物の異常者は乱雑な異性関係を築いていた。一方、まともにもなれなかった。まともな人々は、今家庭を築いている。まあ私は何にもならなかった。

 修士課程は文系なので女性はたくさんいたが、酒クズと同時にやっていたので特筆すべきことはない。ただあの吹奏楽の女性はよかった…吹奏楽の経験からか、とてもしっかりしていた。先日『ブルーアーカイブ』の推しのグッズを買って並べていた際に思ったのだが、私は外見などより優秀な女性の方が好きだ。

 その後しばらく働いてから、働きながら6年間博士課程にいたが、そこで同じ専攻の女性をすぐに好きになってしまった。ああ…これはいけないパターンだ…そのときすでに30近く、可能性としてはゼロに等しい。お互い普通に忙しいし接点がそもそもない。学会などの打ち上げの飲み会くらいか。一定の時点から、「この女性で人を好きになるのは最後にしよう」と思った。結局何もなく単位取得退学を迎え、在籍最終日に友人から「それは告白しないと一生後悔する」と言われ告白をした。結果は言わずもがな。奇跡はない。

 一人、特筆すべき女性がいる。ギークハウス界隈の女性を好きになったのだが、その人は途中でおかしくなってしまった。色々思い出したくないので省くが、あとで殺人未遂をしたとか。先月出所したとの報告がどこかの筋から流れてきた。それ以来女性恐怖である。友人に連れられて歌舞伎町の通称「バブル」と呼ばれている店に行ったのだが、女性が怖くてまともに話せない。それを嬢に言ったら「少しずつ良くなっていけばいいから」的なことを言われた。どうなるかはわからない。

 略史と書いたがそこそこの分量になってしまった。絵文字で茶化そうとしたが諦めた。あえて絵文字で表現するとすれば😕である。いずれにせよ、私は35になって以来女性を好きになったことはなく、すでに4年が経過した。「loser」氏は36で頑張っている。彼にはその時点で「先」はまだある。応援している。君に、託す。

 

 辛くなってきた。「[24時間放送]鳥羽水族館 ラッコ水槽ライブカメラ」を見て寝る。この国の水族館にラッコはもう3匹しかおらず、いずれも高齢や近親のため水族館で飼われている種は絶滅する。北海道に野生種がいるらしいが、生態を把握する必要があるため水族館で飼うには10年以上の時間がかかる。しかし、ラッコたちは日々芸を磨き、空前のラッコ・ブームが起きている。ライブカメラにも日々人が集まっている。滅びが決まっていても、やれることはあるはずだ。