自分のダメさを言葉にするというセラピー

少なくとも20年以上,自分のダメさと戦っているのだが,どうも理解してもらえないので書いておく。

まず基本的な点として,私という人間がだめであり,存在しないほうがいいということと,私が何かをするということは,頭の中で明確に分かれている。何かをするということについては,相当粘り強いほうだ。例えば半年の納期が2週間になったという場合でも,やるとなったらやる。6年間研究を頑張って何一つ期待した結果が出ないことがわかっているとしても,最後まではやる。

その上で,私という人間がだめであること,これを明確に定義するのは難しいのだが,頭の中で勝手に湧いてくるようになったのだから対処するしかない。腹減った,眠い,だめだ,そういう感じで,外界と接していると常にたまっていく。

で,どう対処するかだ。基本的に考えて言葉に出すか,何もしないかのどちらかなのだが,早く終わらせたほうが精神的にもなにかする点でも良い。だから,考えて言葉にする。考えて言葉にすると数時間程度で終わるが,何もしないと大体半日は何もしなくなる。この生活における違いは大きい。何もしなかったり,無理してポジティブに振る舞うことでなかったことにしたりすると今度は発達障害の症状の方が出てきてもっと悪くなる。

だから,何があって何がだめでと,いつか考えただろう思考をループさせながら考える。「真理」を発見して人に話したりソーシャルメディアに書き込んだりすることもある。そうすると症状自体が小さくなって消える。

これは治し方だ。なので止めないでほしい。